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18歳独身ホステスの愛人募集告白

私は昔っから生粋の悪い子だった。
夕焼け放送で、5時になりました。
良い子はお家へ帰りましょう。とか
言われると、ああ、じゃあ悪い子は
お家へ帰らなくても良いんですね
と思うようなそんなタイプ。
そして、5時を過ぎてもお外で遊んでいるような
子供だった。崩壊した家庭で育ったので
そんな私を叱るような、心配するような
家族もいなかったから、ますます帰る必要なんか、なかった。
そんな私は、小さな時から自分は女だっていう自覚が
強かった。
そしてそれはこんな考え方へと繋がっていく。
それは、女は金になるっていうこと。
女っていうだけで、そこには金銭に換算できる
価値が生じる。
その最たる例が、愛人募集、というものだと思う。
愛人募集って意味がわからないでしょ。
でも、こういうよくわからない募集も世の中には
存在している。
ただ、愛人募集という求人を知っているか、
知らないか、ただ、それだけの違い。
私は家族が本当に頼りにならない家族だった。
戸籍だけの繋がり、そう言い換えてもいい。
お小遣いなんてもらったことないし。
だから、子供の時から自分の世話は自分で
しないといけなかった。
小学生の時から、他人に上手に頼る術を
身につけた。
親が夜遊びに出かけて家にいなかったり、
親の気まぐれで、外に追い出されたりしたこと
なんて珍しくもなんともない。
だからそういうときは、隣の部屋に住んでいる人を
頼ればいい、それを学んだ。
欲しいものは、自分で手に入れる。
ただ黙って餌をもらえるような恵まれている環境で
育つことができなかった私は女という道具で
餌をとりにいく方法を学んだ。